うちの環境 (Windows8.1) では、システムの復元を実行すると、
Dropbox内の一部のファイルのバージョンが、復元先(過去)のバージョンに戻ってしまう。
そして、Dropboxは厄介なことに、この復元されたローカルファイルを最新のバージョンとみなし、
ストレージを上書きしてしまう。
幸い、事後でもDropboxのバージョン管理で、1つずつチェックして復元はできるが、
該当ファイルの特定が面倒だ。
どうやら、ユーザー・プロファイル・フォルダ(C:\Users\名前\)
の直下に、任意で新しく作られたフォルダは、
システムの復元の対象となる(ユーザーデータとして扱われない)らしい。
とすると、Dropboxが変なところにフォルダを作るからいけない。
Dropboxフォルダの場所をマイドキュメントの中などに変更すると、
ユーザーデータとして扱われて、バージョンが戻ることはなくなった。
ユーザーデータとして扱われて、バージョンが戻ることはなくなった。
これは知っていないと困ることがあると思うのだが、
ネットにはこの件が問題になっている様子はない。
INIファイルやVBSファイルなど、システムの復元の対象になる拡張子を
Dropbox内に保存しているユーザーが少ないからだろうか。
INIファイルやVBSファイルなど、システムの復元の対象になる拡張子を
Dropbox内に保存しているユーザーが少ないからだろうか。
参考URL(XPの情報):http://menushowdelay.blog.fc2.com/blog-entry-185.html
追記:
2016年8月現在、Windows10環境でシステムの復元をすると、ドキュメントフォルダ内のスクリプトファイルも復元対象になるようだ。(はっきりとは未確認)
システムの復元をした際には、再起動後ネットワーク接続を切った状態でログインして、事前にDropboxフォルダの中身を確認したほうが良いだろう。サイズの大きいファイルがなければ、同期前にローカルファイルを全削除してしまうのも手だ。
追記:
2016年8月現在、Windows10環境でシステムの復元をすると、ドキュメントフォルダ内のスクリプトファイルも復元対象になるようだ。(はっきりとは未確認)
システムの復元をした際には、再起動後ネットワーク接続を切った状態でログインして、事前にDropboxフォルダの中身を確認したほうが良いだろう。サイズの大きいファイルがなければ、同期前にローカルファイルを全削除してしまうのも手だ。